西脇市は、兵庫県の中央あたりに位置する都市です。
山間にある街ですが、加古川、野間川、杉原川の3つの川を持っており、水資源に恵まれた土地です。
恵まれた水資源の水質検査を行って、人々が使う水の安全を守っています。
この記事では、西脇市ではどのようにして水質検査をしているのかお伝えします。
西脇市の水道水の原水は豊かな水源地から確保
西脇市は、経緯緯度で日本列島の中心地に位置します。
山の多い地域ですが、加古川流域に平野があり豊富な水源地があります。
西脇市の水は、西脇地区には7箇所水源地があり、黒田庄地区には5箇所の水源地があり、合計で12箇所の水源を持ちます。
水源地から摂取した水は、市内6箇所の浄水場で処理された後に、家庭や企業に水道として提供されるのです。
西脇地区では、兵庫県の水道から購入した水道水も使われています。
西脇市の水質の安全を確保するための水質検査
水道水は水道法に基づいて水質検査を行い、基準に適しているのか検査されます。
浄水場での検査の他に、市内10箇所で検査を行い、厳重な水質管理が行われているのです。
水質検査の他にも、水質監視モニターを市内8箇所で行い、毎日水質を監視してもらっています。
水質監視での対象となるのは、残留塩素やPh値、濁り、色、味などです。
水道水の基準は、水道法に基づきます。
健康に関する項目と、水道水が有する性質に関する項目の2つです。
基準となる項目や基準値は、科学的見地に基づいて随時更新されます。
水質の項目は51もあり、一般細菌や大腸菌の菌類から、カドミウムや水銀などの科学物、ヒ素などの毒物、臭気、色、濁度などです。
それぞれの項目において、1Lあたり何mg以下の量であることと定められています。
水質検査は、水道水が基準に適合しているか検査し安全を確かめるものです。
原水や浄水の状況を見て、検査項目や回数を定めた、水質検査計画を立てています。
西脇市では、水道のマスコットキャラクターとして「にしすいくん」を誕生させました。
水滴のような見た目のキャラクターであり、キャラクターのブルーの色が水源の水を現し、グリーンの色は山や森林などの自然を現します。
水道水のマスコットキャラクターとして、これからも西脇市で愛されることでしょう。
まとめ
西脇市は豊かな自然に恵まれており、3つの河川によって水源地を確保しています。
豊かな水源によって、発達してきた街であり、人々の生活に水道は欠かせません。
水道水の安全を守るために、水道法に基づいて水質検査を行い、水質が基準を満たしているのかどうか確認しています。
水質検査での検査項目や検査回数は、浄水などの状況を踏まえて計画を策定して検査します。
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