住み替えの売却で気になることといえば、「今の家が売れなかったらどうしよう」ということではないでしょうか。
売却が長引くことが心配な場合は、事前に家が売れない理由や対策について確認しておきましょう。
そこで今回は、住み替えで家が売れない理由や事前にできる対策、売れない場合の対処法について解説します。
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住み替えで家が売れない理由
住み替えで家が売れない理由には、次のようなケースが考えられます。
相場よりも価格が高い
そもそも問い合わせが少なく、内見の予約もなかなか入らない場合は、相場よりも価格が高い可能性があります。
近頃は、インターネットで価格を絞って検索することもできるため、高めに価格を設定してしまうと候補にも引っかからず、物件を知ってもらうこともできません。
早期売却を目指すためには、まずは興味を持ってもらい内見してもらうことが大切です。
現在売り出されている物件の周辺相場と比較し、不動産会社と相談しながら価格が相場とかけ離れていないか確認しましょう。
物件自体に問題がある
物件自体に問題があることが理由で、なかなか売れない場合もあります。
築年数が古い、室内の状態が悪いなど、何かしら売却が難しくなる原因が物件自体にある可能性があります。
また、平屋や2世帯住宅、3階建てなど、ターゲットが絞られる物件は、需要が少なく売れない理由となるでしょう。
内見時の印象が悪い
内見をする購入希望者はいるのに、なかなか家が売れない場合は、内見時の印象が影響している場合があります。
購入希望者に住みたいと思ってもらうためには、部屋の掃除や整理整頓をしっかりとおこない、清潔感のある空間にすることが大切です。
物が多く、住んでいる方の生活感が出ている部屋では、新居での生活の想像が膨らまず、購入へと結びつかないかもしれません。
掃除がしっかりできていると思っていても、水回りやベランダなどが汚れていると、良い印象を与えられない可能性もあります。
また、購入希望者からの質問に対して、過不足なく答えることも内覧の印象を良くする大切な要素です。
内見時に購入希望者からの質問に答えられなければ、不安を解消できず安心して購入に進むことができません。
売却のタイミングが悪い
売り出すタイミングが悪く、家が売れない理由になっている可能性があります。
不動産が売れやすい時期は、転勤や入学のタイミングで引っ越しする方が多い3月頃といわれています。
急ぎでない場合は、春頃のタイミングに合わせて売り出す方法や、なかなか売れなくても春頃まで待ってみるのも1つの方法です。
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住み替えに際し家が売れないリスクを事前に回避する方法
住み替えで家が売れない理由はさまざまですが、事前に対策や確認をすることで、売れないリスクを回避することができます。
家がなかなか売れない場合のリスクに備えた対策や、事前に確認しておきたい事項について解説します。
買取保証サービスを利用する
不動産会社によっては、あらかじめ決められた期間を経過しても売れなかったときに、不動産会社が直接不動産を買い取ってくれる買取保証サービスを利用できます。
一定期間経過しても売れなければ買い取ってくれるため、新居への住み替えのスケジュールが立てやすくなります。
買取の場合は、相場よりも売却価格が安くなりますが、仲介手数料や引き渡し前のメンテナンス費用などがかからないことがメリットです。
ただし、すべての不動産が買い取ってもらえる訳ではなく、買取を取り扱う不動産会社も少ないため、事前に買取保証をつけられるか確認することが必要です。
売り先行で売却する
住み替えで事前にできる対策として、売り先行で売却する方法があります。
売り先行による住み替えとは、先に現在の家を売却してから新居を購入する方法です。
それとは逆に、先に新居を購入してから現在の自宅を売却することを買い先行といいます。
買い先行で住み替えをした場合、引っ越しをすれば家の荷物を撤去できるため、内見の準備や立ち会いをせずに済むメリットがあります。
ただし、資金に余裕がない場合はダブルローンになる可能性があり、売却期間が長引くほど経済的な負担も大きくなることがデメリットです。
一方、売り先行では、焦らずじっくりと売却活動を進められるため、買い先行に比べ売れない場合のリスクが少なくて済みます。
残債を確認する
住宅ローンの残債がある家を売却する場合は、事前に残債がいくら残っているのか確認することが大切です。
不動産売却では、売却しても住宅ローンが完済できないオーバーローン状態で売却ができないため、売却後に残った残債は、預貯金などから補って完済しなければなりません。
住み替えたくてもオーバーローンで売れないといった状況を避けるためにも、事前に残債と査定金額を比較しておきましょう。
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住み替えで家が売れない場合の対処法
住み替えで家が売れない状況が続いている場合は、理由を知りその原因に対する対処法をおこなうことがおすすめです。
売れない理由に対応したそれぞれの対処法をご紹介します。
価格を見直す
売り出してもなかなか売れない場合は、相場より高い価格の可能性があるため、価格を見直すことがおすすめです。
ただし、安ければ売れるだろうと適正価格よりも下げて売り出すと、買取価格よりも低くなり損をする可能性もあります。
買取や買取保証を検討している方は、買取の査定額を事前に確認し、買取の査定額より低くならないようにしましょう。
また、住み替えのための予算やローンの残債などの関係から、値下げに応じられないラインもあると思います。
値下げに応じるラインを事前に決めておくと値下げ交渉にもスムーズに対応できるため、不動産会社と値下げラインについても情報共有しておくと良いでしょう。
内見時の印象を改善する
内見が度々あるにも関わらず、なかなか売却に結びつかない場合は、内見時の印象を良くすることも対処法の1つです。
部屋の掃除や整理整頓をしっかりとおこない、不要なものは処分して、すっきりと清潔感のある空間を演出しましょう。
汚れが目につきやすい水回りは、自分で掃除するのが難しい箇所でもあるため、専門業者にハウスクリーニングを依頼することもおすすめです。
また、内見時の印象をアップさせる対処法として、ホームステージングをおこなう方法もあります。
ホームステージングとは、家具やインテリアの配置を工夫し、モデルルームのような魅力的な空間を演出する売却手法です。
ホームステージングは専門家に依頼することもできますが、自分でおこなうことも可能です。
また、内覧時の購入希望者からの質問を想定して、事前に回答や物件のアピールポイントをまとめておくと良いでしょう。
ホームインスペクションをおこなう
中古の不動産を購入する場合は、購入後に不具合が見つかることを不安視される可能性もあります。
そのため、物件の不具合や劣化状態を把握するための対処法は、ホームインスペクションの実施がおすすめです。
ホームインスペクションとは、専門家による建物状況調査のことで、隠れた不具合や劣化状態、修繕が必要な時期などを教えてもらえます。
ホームインスペクションを実施することで建物の状態を把握できるため、買主も安心して購入できる効果があります。
売却後に新たな不具合が見つかるなどのトラブルも防ぐ効果があり、中古住宅の販売にはおすすめの方法です。
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まとめ
住み替えで物件がなかなか売れない理由や、事前にできる対処法について解説しました。
内見の予約が入らない場合は、相場より価格が高い可能性があるので、適正価格を調べ価格を見直すなどの対処法が必要です。
売却をスムーズに進めるためには、お部屋の印象を良くするハウスクリーニングやホームステージングの実施を検討してみましょう。
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