売却してしまうなら費用がかかる外壁塗装なんて、しなくてもいいと考えている人もいるかもしれません。
この記事では、売却前に外壁塗装をするべきなのか、どういう家であれば外壁塗装をした方がいいのかについてご紹介します。
家を売却する前に外壁塗装をする判断基準とは?
家を売却する前に外壁塗装をするのは、少しでも高く家を売却するためです。
例えば、売却予想価格が500万円なのに外壁塗装に500万円をかけては意味がありません。
損をすることがないように、どれくらいの費用がかかるのかも確認しておきましょう。
家を売却する前に外壁塗装をするかどうか、判断するための基準を確認しておくことも必要です。
まずは、家の築年数から判断します。
築10年を越えていたら、外壁塗装を検討するのもおすすめです。
次に、見た目の悪さをチェックします。
外壁が劣化して塗料が剥げてきている場合や、色あせしてきているのであれば、見た目の印象が悪いので外壁塗装をしたほうがいいでしょう。
築年数が短くてもひび割れが目立つ場合や、表面が粉っぽくなるチョーキング現象がみられる場合には外壁塗装を考えるべきです。
万が一、外壁が劣化していて雨漏りなどが起きると売却価格に大きく影響します。
家を売却するための外壁塗装のメリット・デメリットとは?
家を売却する前に外壁塗装をするメリットは、見た目が綺麗になるということです。
見た目を綺麗にして少しでも劣化していないようにみせることは、買い主へ高く売却するためのアピールになります。
築10年以上経っている家では、床や壁も劣化しているでしょう。
劣化している部分全てをリフォームしたほうが高く売却できます。
ですが、できるだけ早く売却して資金が必要な人もいるでしょう。
その場合は外壁塗装をして外見だけでも綺麗にしておくことで建物の第一印象をよくして、希望価格に近い金額で売却できるかもしれません。
しかし、売却前の家の外壁塗装はメリットばかりではありません。
外壁塗装をすることのデメリットは工事費用が高額であり、その費用を売却価格に上乗せできない点です。
外壁塗装の費用は家の大きさによっても異なりますが、だいたい100万円程度かかります。
外壁塗装の工事は、2週間ほどかかることもあります。
売却を決めてから業者に依頼すると、内見の途中で外壁塗装をすることになるかもしれません。
すぐに家を売却したい人には、工事期間があることもデメリットになるでしょう。