庭が付いているのは戸建て物件の大きな特徴でもあります。
戸建てを購入する方のなかには広い庭に憧れている方も多いでしょう。
ただ、購入後困らないために不便な面も知っておきたいところです。
この記事では戸建ての購入を検討している方に向けて、広い庭のメリットとデメリットをご紹介します。
庭が広い戸建てのメリットについて
広い庭には多くの花や木を植えられるので、植物の世話が好きな方にはおすすめです。
季節によってちがう景色を楽しめる点は、広い庭のメリットと言えるでしょう。
果物のなる木や食用の植物の栽培は、見るだけでなく食べることでも季節を感じられるのが魅力です。
花の香りや草木の姿は日々の暮らしを豊かにし、癒しを与えてくれます。
また子どもがいるご家庭であれば、広い庭には遊具を設置できるメリットがあります。
砂場やブランコ、滑り台などを置いて家族で遊ぶのもいいですね。
芝生のスペースを設ければ、わざわざ出かけずとも自宅でピクニックやバーベキューでくつろぐこともできます。
広い庭であれば本格的な家庭菜園にチャレンジすることも。
自分で栽培した野菜は市販のものよりもおいしく感じるではないでしょうか。
また、緊急時の食べ物を蓄えておく意味でも、家庭菜園はおすすめです。
広い庭はお隣の住居との間に空間を設けられるので、プライバシー保護や居住空間にゆとりをもたせる意味合いにもなります。
他の住居と密着して生活するのはストレスに感じる場合ものです。
お隣さんとの間隔をゆったりとれる点は、広い庭のメリットです。
庭が広い戸建てのデメリットについて
まずデメリットとして挙げられるのは、手入れが面倒なことでしょう。
雑草の手入れを怠ると非常に見栄えが悪くなりますし、蚊などの虫が発生しやすくなります。
荒れた庭を放置していると、ご近所とのトラブルになる可能性も。
芝生を設けるのであれば、夏は週に1度のペースで芝刈りをしなければなりません。
住宅によっては芝刈り機を使えないので、手作業での手入れになります。
自分の手による管理にも限界があるため業者に頼むなどすると、年間の管理費は高額になってしまいます。
さらに、庭が広いと土地も広くなるため、税金が多くかかる点もデメリットです。
ほとんどを占めるのは固定資産税で、自治体によって都市計画税など追加の税金が課されることがあります。