土地を所有している方の中で、空き地のまま放置しているという方は意外と多いです。
せっかくの土地、有効活用して収益を生み出せたら嬉しいですよね。
そこで今回は、「空き地の活用」に注目して活用事例を挙げながら、そのメリットや注意点についてご紹介したいと思います。
空き地で経営活用した事例のメリットと注意点
空き地を活用して様々な経営を行う事ができるのをご存じでしょうか。
空き地を経営活用した場合の事例を収益の特徴で分けてご紹介します。
高収益が望める経営事例
アパート・マンションなどの賃貸住宅の経営
高い収益を見込めますが、初期投資が大きい点と、稼働率が悪い場合に負債を抱える可能性があるという点に注意が必要です。
コンビニ・テナントなどの商業施設の賃貸経営
居住物件より高い賃料が見込めますが、立地条件によって経営が大きく左右されるという注意点もあります。
高齢者向け賃貸住宅などの介護施設の経営
初期投資はある程度必要ですが、メリットとして建築の際に補助金が適用される点、立地に左右されないという点があります。
ローリスク長期収入が望める経営事例
駐車場の経営
初期投資が比較的抑えられるというメリットがありますが、駐車場の場合固定資産税が高くなるので注意が必要です。
トランクルームの経営
駐車場と同様に初期費用を比較的抑えられる点はメリットですが、固定資産税が高いという注意点があります。
賃貸併設住宅の経営
賃貸住宅よりも収益性は低くなりますが、メリットとして自宅を確保できる点、要件を満たせば住宅ローンや住宅ローン控除を利用できるという点があります。
資材置き場の経営
高収益は望めませんが、初期投資が少なく、他の活用用途が決まった場合などに契約解除が比較的容易にできます。
賃貸土地の経営
賃貸期間が30年以上となり収益性も低いですが、長期にわたって定期収入を得ることがメリットです。
太陽光発電の経営
立地に関係なく経営できますが、初期投資と固定資産税の負担が大きくなります。
空き地を売却した場合のメリットと注意点
使っていない空き地であれば、売却するという活用方法もあります。
買い手がついた場合に一括でまとまった収入を得られる点や、解体や整地の必要が無ければ初期費用はほとんどかからないといったメリットがあります。
いったん売却すると経営活用のように定期収入がなくなるという点、売却後に場合によっては税金がかかってくる点に注意が必要です。