不動産売却は頻繁に行うものでもないので、やり方についてもよく分からないという方も少なくありません。
複数の手続きや手間もかかってくるので、自分だけですべてやるのは難しいという時には、司法書士へ依頼して不動産売却を行ってもらいましょう。
司法書士に依頼をした時のメリットや費用について紹介していきます。
依頼は必要?不動産売却時に司法書士がやってくれることとは
不動産を売却するためには手続きも複雑になってくるため、不動産売却をしたことがないという方はその手続き方法に手間取ってしまうことも。
専門的な知識を持っている司法書士に依頼をすることで、不動産売却の手続きをスムーズに進めることができます。
司法書士への依頼は義務ではないので、必ず依頼しなければならないわけではありませんが、不動産売却の手続きに不安がある方は司法書士へ依頼をしてみましょう。
司法書士がおこなってくれるのは登記の移転です。
不動産の権利関係を示している登記を確認することで、現在の所有者が誰かが分かり、これまで不動産がどのように取引されたかを確認することができます。
不動産売却時には登記移転が必須になりますが、この手続きは売り手と買い手が一緒に行わなければならないので、都合が合わずになかなか手続きが進まないこともあります。
そのため、売り手と買い手から合意を得て、司法書士が手続きを代行することによって、同じ司法書士が手続きをすることができ、ややこしい手続きをまとめて行うことが可能です。
司法書士に依頼をするメリットは?費用はどれくらいか
司法書士へ依頼するメリットの大きさは、手続きをスムーズに進められるという点です。
時間のコストを軽減することができるので、不動産を売却するためのスケジュールを設けるのが難しいという方も、司法書士へ依頼するのはメリットになります。
不動産売却は登記以外にも他の手続きがあるので、時間を設けることができない場合は司法書士に依頼するのがおすすめです。
司法書士に支払う費用に入っているものは、登記代行手数料や仲介手数料が入ってきます。
仲介手数料は法律で決められており、不動産の売買価格によって報酬額が代わり、売買価格が200万円以下であれば、取引額の5%以内から報酬が支払われるようになります。
相場よりも安い金額になっている場合は、サービス内容が不足している可能性もあるので、確認をしてから依頼をしましょう。